こんにちは、看護師・保健師の松田リエです。
今回は、
・血糖値を爆上げする危険なおやつワースト5 ・血糖値を安定させるおやつベスト7 ・さらに血糖値を下げる習慣
について、これまで4,000名以上を『運動なし・我慢なし』
でダイエット成功に導いてきた私が、
医学的根拠をもとに解説します!
ー目次ー
血糖値を爆上げする危険なおやつワースト5
第5位:野菜ジュース、フルーツジュース
つい「健康そうだから飲んでみよう」
と選びがちな飲み物
甘味料や砂糖が使用されていないものもあるので、
そういうのなら大丈夫でしょ?とも思われがち…!
ですがこれが大きな落とし穴!
ジュースにすることで野菜やフルーツ本来
含まれているはずの食物繊維が除去されています。
つまり糖質だけが濃縮されていること
のほうが多いんです。
飲むだけでビタミンやミネラルはほぼ摂れず、
血糖値が一気に上がり、健康どころではありません。
例えば200mlの野菜ジュースには、約15gの糖質。
ご飯半膳分に相当する糖質が含まれている場合もあります。
液体は噛むことなく一気に吸収されるため、
血糖値が急上昇、急降下する「乱高下」を起こしやすく、
飲んだ後の眠気やだるさ、糖質過多により、
脂肪の蓄積にもつながります。
第4位:カフェラテ、カフェオレ
基本的に砂糖を使った飲み物は要注意。
血糖値を上げる原因になってしまいます。
しかし今回盲点なのが
無糖のカフェラテに含まれる牛乳です。
牛乳には乳糖という天然の糖質が含まれており、
これも血糖値を上げる原因になります。
例えば、スタバのカフェラテ、トールサイズには、
砂糖を入れなくても約18gの糖質が含まれています。
これは乳糖による糖質。
しかも、日本人の約8割は「乳糖不耐症」といわれ、
乳糖をうまく消化できない体質を持っています。
そのため、牛乳を多く摂ると
お腹がゴロゴロするだけでなく、
吸収が速まり血糖値が乱高下しやすい
というリスクがあるんです。
実際に東京医科大学の研究では、
カフェラテを飲んだ後の血糖値は、
ブラックコーヒーと比較して平均で
約65mg/dlも高くなったという報告があります。
「砂糖を入れていないから大丈夫」
と思って毎日飲んでいると、
気づかないうちに血糖値スパイクを繰り返し、
糖尿病リスクを高めてしまうのです。
カフェラテを楽しみたい時は
無調整調乳をお試しください!
第3位:清涼飲料水
炭酸系の飲み物なども、あのシュワっとした感じが
気分をさわやかにしてくれ、夏に大人気の飲み物。
でも炭酸のさわやかさの裏で、
1本で角砂糖10〜15個分が入っている
というのもまた事実・・・
飲むだけで血糖値の急上昇は避けられません!
第2位:和菓子
よく「和菓子なら洋菓子よりマシ」と思われがちですが、
残念ながら血糖値の目線ではそうとは言えません。
甘味付けに使われる砂糖は吸収が早く、
急激な血糖値上昇を起こします。
「じゃあ甘くないおせんべいなら大丈夫でしょ?」
といわれそうですね。
でもおせんべいは何から作られているか知っていますか?
そう、お米ですよね。
砂糖ほどではないとしても、
血糖値をあげやすいお菓子にはなるので注意は必要ですよ。
知らずに食べ続けていると、
眠気・倦怠感の原因になってしまいます。
第1位:菓子パン
菓子パンというと朝に食べてしまう方も多く、昼食時や
忙しい時にコンビニで買ってしまう方が多い食べ物。
なんとメロンパンに100gに含まれる糖質は約55g、
糖質量がワースト1位の理由なのだろうと
想像がつくかと思いますが、これを1位にしたのには
他にも理由があるからです。
注意すべき点は『脂質量』
特にバターやラードといった飽和脂肪酸というのは、
血糖値を下げるために分泌される物質。
インスリンの働きを邪魔してしまうことが
わかってきたんです。
ただでさえ高い糖質量をもつ菓子パンにも関わらず、
脂質のせいでさらに血糖値が急上昇。
太りやすさを加速させる食べ物の1つです。
今紹介した5つ
「今日食べちゃった」
「日頃から飲んでしまってる」
と思って、どうしよう・・・と思ったみなさん、
ここからが本題です!
我慢せずに血糖値を下げる、健康にもダイエットにも最強な「神おやつ」7選
第7位:フルーツ
「フルーツって糖分が多いから血糖値に悪いのでは?」
そう思われる方も多いかもしれません。
しかし、正しく選んで食べれば、
フルーツは血糖値を安定させる
“神おやつ” になり得るんです。
その理由は大きく2つ。
1つ目:食物繊維やポリフェノールを多く含むこと
これらが糖の吸収をゆるやかにし、
血糖値スパイクを防いでくれます。
2つ目は 水分やビタミン、ミネラルが豊富
代謝や脂肪燃焼をサポートしてくれる点です。
実際にハーバード公衆衛生大学院の研究では、
毎日適量のフルーツを食べていた人は、
糖尿病の発症リスクが23%低下したという
データも出ています。
では、どんなフルーツが特におすすめなのか?
それは ブルーベリーやラズベリーなどのベリー類。
糖質が低い上に、抗酸化物質である
アントシアニンが豊富で、血糖値上昇を抑えてくれます。
他にもバナナやキウイ。りんごがおすすめです!
目安量は拳1つ分。
例えばりんごなら半分、バナナなら1個、
ぶどうなら10粒程度、キウイなら1個がちょうどいい量です。
そして最も重要なのが 食べるタイミング。
食後のデザートとして食べてしまうと、
すでに上がった血糖値をさらに押し上げてしまい、
そこから急降下。
ジェットコースターの急上昇、急降下を引き起こします。
おすすめは 間食として3時のおやつタイム。
もしくは朝に無糖ヨーグルトと組み合わせること
タンパク質や脂質が加わって吸収がさらにゆるやかになり、
血糖値の安定につながります。
つまり、フルーツは「量とタイミング」さえ守れば、
血糖値を下げる味方になるおやつになりますからね。
第6位:無調整豆乳
牛乳の代わりにぜひ取り入れて欲しい飲み物です。
その理由は大きく3つあります。
①乳糖が含まれていない
牛乳には乳糖という
糖質が含まれていますが、豆乳にはそれがありません。
②大豆イソフラボンを摂取できること。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、
女性ホルモンに似た働きを持ち、
ホルモンバランスを整えます。
特に40代以降の女性に多い「更年期太り」や
「脂肪がつきやすくなる」悩みに対しても
サポートしてくれる、更年期の方に必要不可欠な栄養素
③血糖値上昇を緩やかにする栄養素が豊富
豆乳には大豆たんぱく質やオリゴ糖が含まれており、
腸内環境を整え、糖の吸収をゆるやかに
してくれる働きがあります。
結果として血糖値スパイクを防ぎ、食後の眠気やだるさ、
疲労感を丸ごとブロックしてくれるんです。
1日の目安は 200mlパック1本程度。
飲みすぎはカロリーオーバーになります。
間食としてそのまま飲むのもOKですが、
ココアパウダーやきな粉を少量加えると満足感が増して、
さらに血糖値安定効果も高まります。
第5位:チーズ・ゆで卵などタンパク質食材
あなたは食後どうしてもお腹が空く。
強い空腹感に襲われるといった経験ありませんか?
その原因の1つにタンパク質不足が
関わっているかもしれません。
タンパク質は筋肉や臓器を作るだけでなく、
食後の満腹感を持続させるホルモンGLP-1の分泌を
促す栄養素でもあります。
つまりタンパク質が不足していると、満腹感を感じづらく、
食後血糖値が下がれば強い空腹感に襲われてしまうんです。
そんな時こそタンパク質を間食にとりいれること。
チーズは糖質ほぼゼロで、
カルシウムやタンパク質を手軽に摂れる
ゆで卵は1個で約6gのタンパク質がとれ、糖質はほぼ0g。
食物繊維とビタミンC以外の栄養素を含んだ
完全栄養食と言われる間食界の王様。
どちらも血糖値を安定させつつ、腹持ちが良いので
「次の食事まで空腹に悩まされない」
理想のおやつになるんです。
目安は チーズ1〜2個、ゆで卵1個にしておくこと!
そして噛む時はペースト状になるまで
噛むとより満腹感が持続しやすくなりますよ!
第4位:リンゴ酢+炭酸水
リンゴ酢には血糖値の急上昇を抑えてくれたり、
糖の吸収をおだやかにしてくれる作用があります。
また炭酸水も満腹感をサポートしてくれます。
毎日の炭酸系飲料が習慣になっている人にお勧めですよ。
おやつの時もしくはおやつの前に飲むのがおすすめ
炭酸水が苦手という人はもちろん水でもOKですし、
6位の豆乳で割るのも美味しいですよ!
そしてここでも甘味料たっぷりのリンゴ酢には要注意。
ここで糖質たっぷりのリンゴ酢を選んでしまうと
それは逆効果になってしまいます。
選ぶなら無糖。
もしくは私が直接監修したリンゴ酢「酢檎夢」
がおすすめです♪
第3位:ナッツ
なぜナッツが血糖値に良いのか?
理由は3つ!
①低糖質で血糖値が上がりにくい
特にアーモンドやクルミなどは糖質が少なく、
血糖値を上昇を示す数値、GI値も低いため
血糖値スパイクを起こしにくい食材です。
②良質な脂質が豊富
ナッツに含まれるオメガ3脂肪酸や不飽和脂肪酸は、
インスリンの働きを助け、
血糖コントロールをサポートします。
③食物繊維とミネラルがたっぷり
マグネシウムやカリウムが糖代謝を改善し、
食物繊維は糖の吸収をゆるやかにしてくれます。
ただし食べすぎには要注意!
脂質は高めなので、
食べすぎると一気にカロリーオーバーに。
1日の目安は20g。手のひら軽く1杯程度。
素焼きのナッツを選ぶようにしてくださいね!
第2位:ヨーグルト
たんぱく質が取れるので、 5位のチーズやゆで卵と
同じようにおすすめなのがヨーグルト。
アメリカの大学院での研究でもヨーグルトを
毎日食べる人は2型糖尿病のリスクが18%低いという結果や
イギリスの大学でも最大28%リスクが低くなるという
結果が出て血糖値を下げる救世主のような存在
もちろん選びたいのは無糖のプレーンヨーグルト。
そのままだと食べにくいと感じるときは
ベリーなどのフルーツと合わせたり、
きな粉や甘味がほしいときは少量のはちみつなど
いろいろアレンジして楽しめるのも、
血糖値を気にされているかたにとっては嬉しいポイント!
わたしはギリシャヨーグルトにリンゴ酢を
かけたりすることもありますよ。
いろいろな種類が売られていると思うので、
お気に入りのヨーグルトをぜひ見つけてみてくださいね。
第1位:冷やし焼き芋
ポイントは『冷やし』焼き芋ということです。
イモ類自体、糖質が多い食材ですし、
調理前のサツマイモより、焼き芋のほうが
血糖値が上がりやすいという意見もあります。
ですが、焼いたあとに冷やすことで
『レジスタントスターチ』という物質が増えます。
これは『難消化性でんぷん』といって、
通常のでんぷんと違って小腸で消化されずに
大腸まで届くんです。
そして食物繊維と同じような効果が見込めるため、
糖質の吸収を緩やかに。
結果として血糖値の急上昇を防ぎ、
甘いのに食後の眠気や倦怠感を
和らげてくれる神おやつに。
またレジスタントスターチには満腹感が
得やすいという効果もあるので、
食べすぎも防ぎやすいんです。
量は大体こぶし1つ分程度を目安に、
ぜひ皮まで一緒に食べてくださいね。
選び方を知ることで、『おやつ=悪』から解放されますし、
タイミング次第で、血糖値スパイクを
避けることもできますよ。
まとめ
いかがでしたか?
ぜひ今日の内容を踏まえてやめるべきこと、
取り入れることを区別し、1つずつ取り入れてくださいね!
そして
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