こんばんは！看護師保健師の松田リエです！
今回の動画では『【当てはまるとヤバい】悪いあぶらが溜まると体に引き起こすサインを紹介』というテーマでお伝えします。
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【当てはまるとヤバい】悪いあぶらが溜まると体に引き起こすサインを紹介
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ー目次ー
【脂質異常症の危険性】
みなさんは『脂質異常症』という言葉を聞いたことがありますか？
以前は『高脂血症』と言われていたものですね。
その名の通り、血液中の脂質の値が基準値から外れた状態のことを指します。
ただ、中高年になってくると多くの方が脂質異常症になるので、「もういい歳だから仕方ないよね」「何も症状はないし、少しくらい高くても大丈夫だよね」と軽く考えている方も多いかもしれません。
実際、日本では4人に1人というかなり高い割合で、脂質異常症の人がいると言われています。
このように、脂質異常症ってあまりにもありふれたものなので、深刻視していない人が多いんですよね（汗）
しかし！脂質異常症を放置してしまうと、取り返しのつかない事態になってしまう危険があるんです。
なぜなら、脂質異常症を放置すると→動脈硬化が進行し→心筋梗塞や脳梗塞など、命の危険につながる病気へとつながってしまうから。
というのも、体に『悪いあぶら』が溜まることで、血管が狭くなったり・血管が詰まったり・血管に弾力がなくなってしまうんですね。
この状態が心臓で起こると『心筋梗塞』、脳で起こると『脳梗塞』へとつながる危険があるわけです。
しかも、これらの病気は突然なることも多い上、たとえ命が助かったとしても、後遺症が残るリスクが高い病気でもあります。
また、脂質異常症は40代・50代から特に増え始めるので、そこからずっと薬を飲み続けると、チリも積もればで多くの時間とお金を要してしまいます。
このように、脂質異常症って軽くみられがちですが、命の危険につながるだけでなく、生活の質を落としてしまうリスクも高いものなんですね。
なので、脂質異常症にならないにこしたこはない！
そして、脂質異常症は『生活習慣病』なので、自分で予防・改善できる病気でもあります！
そのためには、先ほどお伝えした『悪いあぶら』を体にためないことが大事なポイント！
では、この『悪いあぶら』とは何なのか？と言うと、『酸化悪玉コレステロール』のことです。
一般的には、『悪玉コレステロール』が悪者というイメージがあると思いますが、実は！この『酸化悪玉コレステロール』こそが本当の悪者なんですよ！！
なぜなら、悪玉コレステロールが酸化することで→血管壁を傷つけて炎症が起き→動脈硬化が起こることがわかってきているからです。
ただ、脂質異常症の段階では、何も自覚症状がない場合が多い！
なので、悪いあぶらというのは、知らず知らずのうちに体にたまっていきやすいものなんですよね…
とはいえ、体は「悪いあぶらがたまっているよ〜！」「すでに危険な状態だよ〜！」ということをサインとして出してくれているケースもあります。
なので、血液検査をすることが少ない方、長年脂質異常症がある方、普段から生活習慣感が乱れがちな方は、特にこのサインを見逃さないことが大事！
ということで！今からその危険サインを5つご紹介していきます。
当てはまっているサインがないかチェックしてみてください！
また、最後には『簡単に悪いあぶらを落とす3つの工夫』もご紹介するので、命と生活を守っていくためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
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【悪いあぶらがたまっている５つのサイン】
悪いあぶらがたまっているサイン２、黄色のできものができる
先ほどもお伝えしたように、脂質異常症というのは自覚症状がほとんどないおそろしいものです。
そんな中でも、脂質異常症が進行すると、眼の縁や上、ひじやひざなどに、コレステロールの塊が出現することがあるんです。
これは、『黄色腫（おうしょくしゅ）』と呼ばれるもので、悪いあぶらが溜まりすぎてできるものなので、赤ではなく黄色いできものになるんです。
痛みやかゆみは伴わないのも特徴です。
では、なぜ脂質異常症になると、この黄色腫ができてしまうのでしょうか？
その理由は、『酸化悪玉コレステロール』が増えすぎると、『マクロファージ』という免疫細胞が異物と認識し、酸化悪玉コレステロールを食べるんです。
そして、この酸化悪玉コレステロールを食べたマクロファージが増えすぎると、黄色いできものへと変化すると言われています。
脂質異常症が進行した場合、この黄色腫の出現の可能性が高いので、決して放置せずに病院でチェックしてもらってくださいね！
悪いあぶらがたまっているサイン２、足首が固くなる
実は！先ほどお伝えした『黄色腫』というのは、アキレス腱にもできてしまうことがあるんです！
そのため、脂質異常症が進行すると、足首がかちこちになって動きにくくなってしまうことがあるんですね。
見た目ではわかりにくい場合も多いんですが、実際にアキレス腱あたりを触ってみると、分厚く固くなっていることが分かります。
ちなみに、アキレス腱の厚さは通常1cm程度なので、これ以上厚さがある人は注意が必要！
そして、この症状は特に遺伝によってコレステロールが高くなる『家族性高コレステロール血症』の方に多くみられるそうです。
こういった方は生まれた時から悪玉コレステロール値が高いため、血管が傷つきやすく動脈硬化のリスクが高いと言われています。
実際、家族性高コレステロール血症の人は、若い時でも心血管系の疾患になりやすいことがわかっているんですよ！
なので、もしもみなさんの中に『家族性高コレステロール血症』の方がいらっしゃったら、特にこの症状がないか注意してチェックしてくださいね！
悪いあぶらがたまっているサイン３、黒目に白い輪ができる
年齢を重ねてくると、目が白くなってくる人も多いですよね。
実は！これも脂質異常症が原因となっている場合があるんです。
なぜなら、目の角膜にコレステロールが沈着することが一因となって起こる症状だから。
この症状は『老人環（ろうじんかん）』とも呼ばれます。
発症の頻度は年齢を重ねるとともに高まり、女性では閉経後に特に増加すると言われていますよ！
ただ、老人環は80歳以上の人にはほぼ100%みられる上、視力に障害を起こす事はなく、治療は不要です。
角膜の周辺部は白く混濁しますが、視力に関係する角膜中央まで広がってしまうことはありません。
なので、「じゃあ気にすることないのか！」と思った方もいると思いますが、安易にそう判断するのは危険です！
なぜなら、50歳未満なのにこの老人環が起こっている場合、脂質異常症が進行してしまっているサインだと言われているから。
つまり、先ほどもお伝えしたような動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞につながるリスクが高い状態ということ！
そのため、決して放置することなく、脂質異常症という根本原因を解決する必要があるんですね。
悪いあぶらがたまっているサイン４、だるさ・眠気
実は！脂質異常症が進行してくると、それまでより『だるさや眠気』が強く出てくるケースがあるんです。
先ほどもお伝えしたように、脂質異常症が進行すると→血管が狭く・硬くなることで→『血流』が悪くなりますからね。
つまり、体の『巡り力』が低下するので、すぐに疲れたり、眠くなったりしてしまうんです。
実際、京都大学の研究によると、脂質異常症がある人は脂質異常症がない人に比べて、睡眠中の血中酸素飽和度(SpO2）90％未満の例が多く、重度な睡眠時無呼吸の人が多いこと、また、睡眠時間が短い人が多いということもわかっています。
これは、脂質異常症はそもそも乱れた食生活や運動不足などが原因であり、こういった方は太りすぎていることで睡眠時無呼吸になりやすいことが関係していると思われます。
なので、ありふれた症状ではあるんですが、実は！これは悪いあぶらが体にたまっているサイン！なんです。
悪いあぶらがたまっているサイン５、しびれ
先ほどのだるさや眠気と同じくよくある症状ではあるんですが、放置厳禁なのが、この『しびれ』！
なぜなら、脂質異常症が進行して動脈硬化が進んでいくと、しびれが起こるケースがあるから。
しびれ以外にも、「なんだかいつもと感覚が違う」という『感覚異常』が起こるケースもあります。
これも、悪いあぶらがたまることで→血管が狭く・硬くなることで→『血流』が悪化することが要因だと言われています。
なので、「最近足がよくしびれる」「足がだるい感じがする」という方は、病院で相談してみてくださいね！
ただ、最後にご紹介したような症状というのは特に、脂質異常症がなくても起こり得る症状ですし、これまでもお伝えしてきたように、脂質異常症というのは全く自覚症状がない方も多いです。
そのため、脂質異常症は『サイレントキラー』と呼ばれることもあるくらい...（汗）
ですから、脂質異常症の原因である『食事・生活習慣』は日頃から意識しておくことが大事なんです。
先ほどもお伝えしたように、脂質異常症は『生活習慣病』なので、自分で予防・改善できる病気ですからね！
とはいえ、「それができないから困ってる…」という方も多いと思います。
そこで！今から簡単に脂質異常症を予防・改善できる工夫を3つご紹介しますね♪
【簡単に悪いあぶらを落とす３つの工夫】
簡単に悪いあぶらを落とす工夫１、大豆製品をとる
私たち日本人にとって身近な食材である『大豆製品』！
例えば、納豆・豆腐・豆乳などのことですね。
そして、そんな身近な食材をとるだけで、簡単に脂質異常症を予防・改善することができちゃうんですよ♪
なぜなら、『大豆たんぱく』には悪玉コレステロールを減らす働きがあるからです！
それだけでなく、大豆製品に豊富に含まれている『イソフラボン』というポリフェノールにも、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
実際、私は毎日納豆を食べることで、-12kgのダイエットに成功できた上、アラフォーになった今でも血液検査はオールAです♪
納豆が嫌いな方は『ソイラテ』もおすすめ！
実は！ソイラテがおすすめな理由は、豆乳だけでなく『コーヒー』にもその理由が隠されていますよ♪
簡単に悪いあぶらを落とす工夫２、ポリフェノールをとる
先ほどもお伝えしたように、大豆製品だけでなくコーヒーも脂質異常症の改善におすすめなものです！
なぜなら、ご存知ない方も多いかもしれませんが、コーヒーにも大豆製品と同じく『ポリフェノール』が豊富に含まれているから。
というのも、ポリフェノールというのは『抗酸化作用』が高い栄養素なんですね。
つまり、脂質異常症の原因となる『悪玉コレステロールの酸化』を防ぐ効果が期待できるんです。
ポリフェノールはコーヒーの他にも、緑茶やココアといった飲み物にも豊富に含まれていますよ♪
簡単に悪いあぶらを落とす工夫３、青魚をとる
私がこれまでサポートさせていただいてきた3300名以上の受講生様の中で、特に脂質異常症の改善効果を感じる方が多かったのが、この『青魚』です！
なぜなら、青魚に豊富な『オメガ3』という脂質には、悪玉コレステロールを減らす効果があるから♪
ただ、「魚は調理が面倒だから苦手…」という方も多いのではないでしょうか？
そんな方は、ぜひ『缶詰』を活用してみてください！
缶詰なら手軽に・おいしく・より効果的に青魚を取り入れることができますよ♪
簡単でおいしくてヘルシーな缶詰レシピについては、こちらの書籍でたくさんご紹介しているので、気になる方はこちらからチェックしてみてください！
https://books.rakuten.co.jp/rb/17852851
このように、健康になるため、体質改善して痩せるためには、簡単に『食事』を整えることが最も重要なんです！
継続できないと意味がないですからね♪
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