今回の記事では、
■痩せては太ってを繰り返している ■いろんなダイエットを試しても中々痩せられない ■なにが正しい情報なのかわららない
という方のために、
“リバウンドを繰り返していた私が、どんな行動でダイエットから卒業できたのか”を、ダイエット歴とともに振り返ってお話しします。
運動や我慢をせず、“食べ方”を変えたことで−12kgを達成し、今では4000名以上の方のダイエットをサポートする立場になった私だからこそ伝えられる、
“本当に続けられるダイエット”のヒントを、ギュッと詰め込みました。
「もう失敗したくない…」と思っている方にこそ、読んでほしい内容です^^
1.ダイエットとの出会い
私がダイエットという言葉と出会ったのは小学5年生のときでした。
小学校の時の幼馴染に話を聞くと、私は当時から体重がちょっとでも増えるとギャーギャーわめいていた、そんな小学生だったそうです…(苦笑)
それ以来ダイエットから卒業するまで、食事に関しては我慢・葛藤・後悔と闘い続けてきました。
というより、食事だけではなく自分自身との闘いの日々でもありました。体重が増えると落ち込み…写真を見て二重アゴになっている自分に落ち込み……。
※アンダーライン、ウエスト、ヒップがほぼ同じという、キューピーちゃん体型でした。。
次第に「何を食べても太るんじゃないか」って食べるのも楽しめなくなりました。あの頃の私は、水すら躊躇するようになりました。
今、思うとバカみたいな話ですね…。あたり前ですが、食べたら食べた分だけ体重の数字は増えていきます。
それに対してひどく落ち込んでしまい、夕食までに増えた体重を戻さないとダメだって自分を責めて、1日に何度も体重計に乗ってそのたびに心が乱れていたんです。
2.便秘薬で無理やり食べたものを出す日々

しまいには、増えた体重を少しでも減らしたくて、便秘薬を毎日飲んで無理やり出すなんてこともありました。何をやっているんだろうと落ち込む日々を送っていました。
当時を振り返ってみても、肉体的にもよくなかったですが精神的にも今思えば普通ではなかったです。
とにかく体重計の数字にこだわった。いや、必要以上にこだわりすぎてしまっていました。
小学校5年生から、ダイエットを卒業する20代後半ぐらいまで約15年以上もこんな生活をつづけてしまっていました。
3.体重の数字が全く動かない…
そして、27歳を迎えたある日、3食置き換えドリンクに変えても体重は、うんともすんとも減らなくなってしまったんです。
私は、大学卒業後は、看護師として働いていました。その前から、看護師を目指していたので、高校、大学生のときからも栄養摂取の大切さは十分理解していたはず。
タンパク質が足りなければ筋肉はつくれないし、カルシウムが少なければ骨を丈夫にできない。もちろん、私も知識だけはあるので、わかっていました。
いま思えばノウハウを集めるだけ集めて、実践はできないノウハウコレクターだったかもしれません。
ただ、恐ろしいことに病気の治癒に関わる看護師なのに、体に無理がかかる食事制限ダイエットは、痩せたい自分にとって正しいと一方で考えていたんです。
便秘・肌荒れ・フラつき・バサバサの髪・肩こり・冷え性・シミ・広がる毛穴・吹き出物・寝起きの悪さ・PMS・貧血・憂鬱感
誰が考えてもこれって異常。栄養が足りてなかったのでカラダもココロも修復しきれない毎日だったと思うんですよね。
ガタガタの体のまま1日10キロ夜ランしたり…それでも、思わず目をつむりたくなる増えていく体脂肪……。やめられないお菓子……。
無理して2キロ痩せたら、3キロリバウンドする…みたいな状態を15年間繰り返していました。
体重計の上で泣いたことも…雀卵斑【そばかす】もMAXに悪化!!▽
4.人の体は食べたものでしかつくられない
_________『人の体は食べたものでしかつくられない』
この当たり前の言葉が
限界を迎えた当時の私には、ある時スコーーーンと刺さったんです。そこからは体重にこだわりすぎず栄養のバランスを意識していきました。
その頃、看護師から予防医療の保健師に転職し、生活習慣病の方やメタボリックシンドロームの方に食事指導をするようにもなったことで、
栄養学や生理学(体のメカニズム)など踏まえて、食卓にも反映できるようになっていきました。
そして、1年かけてゆるやかに、一番体重があった時によりも、気づけば12kgのダイエットに成功していました。

保健師になるまで、国家試験のために学んで、もちろん臨床の場でも学び続けてきました。
そして、保健師になってからも、健康管理やアンチエジングの老化予防、生活習慣改善の食事法など民間の資格をとったり、教材やDVDを購入したり、たくさん自己投資してきました。
実は、、食事が整い、理想の体にはなったけど、次にメリハリのあるボディラインを作りたいと思って、自己流で筋トレをしたけど全然筋肉はつかずに1年が過ぎました。
今年の春から、パーソナルでみっちりプロから指導を受けながら、荷重トレーニングを始めたところ、1ヶ月で筋肉がつきました。
(食事により体の状態が良いと成果も早いそう。)


自己流では叶えられない世界があるということを実感した瞬間でもありました😌
自己投資って
「失敗したらどうしよう?」
「本当に変われるのかな?」
「あの人と私は違うし」
と、今までの失敗体験が走馬灯のように襲ってくる恐怖があると思います。
その葛藤があったあとに、多くの方は自己投資をするのを避けて、学ぶのではなく、とりあえず食べなければいいとか、とりあえず運動すればいいとか。。
手軽にはじめられそうな方法に走ってしまいます。
その結果、時間だけが過ぎていきます。
もんもんと悩み続ける時間だけが。
そして、『痩せられない根本的問題』が解決されないまま、同じ悩みを繰り返す。
さらに、繰り返す数だけ、期間だけ、どんどん痩せにくい体づくりをしてしまって八方塞がりになってしまうんです。
私たちの体は食べたものでできているので、自分の体について知らないと、自分の体を変えていくのはとても難しいんです。
もし、私があの時、食事で人生が変えられるという事を知らないまま、看護師を続けていたら、
病気になった方を助ける事はできても、
病気になる前の方を助ける今の活動は、できていなかったはずです。
痩せられない方ほど、体の中は炎症を起こしています。代謝は交通渋滞を起こしています。

そして、すべての病気の発端は、体の炎症です。
『病気は仕方なくない…』
ダイエットの話からは少し余談と感じるかもですが…私は看護師として、生活習慣が引き金となって、痩せられないだけではなく、病気になってしまった方をたくさん見てきました。
病気になると本人だけでなく、家族も精神的に苦しくなり、経済的にも苦しくなってしまうのです。病気になってからじゃ、取り返しのつかないこともある…
1900年以前は、アレルギーほとんどありませんでした。糖尿病はここ30年で50倍、がんは2人に1人。小児がんや若い人のがんも激増しています。
アメリカやEUでは、添加物や農薬を減らし、予防医療に力を入れている結果、どんどん病気が減っています。それにもかかわらず、日本は逆に規制がゆるまっている…
だからこそ、自分で食事を選ぶことができる軸を、もってほしいと思っています。
痩せるために、食事の量を減らすこと、カロリーをいかに減らすか、それは一旦脇に置いておいてほしい。。。
食べないダイエットは、基礎代謝の低下に拍車をかけます。

私たちは、基本に立ち返り、3食を栄養バランスよく食べられるようにする。その先に、美・健康・ダイエット、あなたの理想の姿があるのです。
マイナスをゼロに近づけていくことは看護師時代にできていたとしても、それをプラス1、プラス2といった感じで、
より健康的に、より美しくしていくことは、今の知識・食事の軸と、そして実践できる環境(ツール)、仲間が無いとできていなかったはずです。
きっと私自身も痩せたり、リバウンドしたりを繰り返していて、私は『そういう体質なんだ』と、痩せること、健康的にキレイになること、自分の望む人生を諦めていたと思います。
今の食習慣を手に入れるまで、実は、、流産も経験しました。
1ヶ月ほどベッドの上で寝込んでいた時期もあります。
しかし、その後、食事改善に取り組み、痩せられただけではなく、すぐに妊娠、そして、順調な経過で出産。
(体重管理もできていたので、妊娠期は6kg増量のみ。出生児の体重は2900g。初産でしたが、病院についてから2時間で出産と超安産でした。産後の体調も良く、子育てを楽しむ余裕もありました^^)
しかも、産後も食べるだけで、3ヶ月で妊娠前の体重に戻り、産後5ヶ月の頃には5号サイズを着られていました。

それでびっくりしたのが、ダイエットの成功と同時に、便秘・肌荒れ・冷え性・PMS・貧血・憂鬱感などのプチ不調もすべて改善していました。
これは、大げさではなく、人生の悩みの8割は解決できたと思っています。
とても生きやすくなりました。
そして、気持ちが明るくなっていったんです。高校では、暗いとまではいいませんが、色白ぽっちゃり割と内向的で覇気もありませんでした。
食事を意識しはじめてからは元気で元気で。好きなファッションも心から楽しめる。 こうやって食事管理が自分でできることって心も体も整って、人生を変えていくんだって。

リバウンドしないための3ステップ
1、実現可能な目標を立てる
最初に高すぎる目標を掲げてしまうと、ダイエットがうまく進んでいないように感じて、モチベーションが落ちてしまいます。(←過去の私です💦)

さらに私は、カロリーを減らしたいばかりに、食事制限をして、ストレスのかかるダイエットだからこそ、短期間で一気に痩せようと考えていました。
でも、元の食事に戻れば、当たり前ですが、リバウンドしますよね。
そして、リバウンドの時に体につくのは、、脂肪のみ。気づけば、体重はそんなに変わっていなくても、基礎代謝が落ち、体脂肪率がどんどん増えてしまったんです。
それは必ずリタイヤに繋がってしまうので、目標設定は、実現可能なものにしましょう。ハードルを上げないことがポイントです。
たとえば,,,
・食事はささみとサラダしか食べない
・運動は毎日1時間はやる
・1日1食で絶対1ヵ月で痩せてやる
こんなハードな課題を自分に課してしまうと、どうしても挫折してしまいやすいのです。
まずは現状を把握し、今の自分でも続けられそうなことから実践してみるようにしてください♪
たとえば,,,
無理に自炊せずにコンビニ
外食・お惣菜
インスタント味噌汁・カット野菜・冷凍食品・乾物
などを利用する。
細かい食事の内容や質よりも、『栄養を意識して食べた!』という事実を大切にすることをオススメします。

短期間で○○㎏痩せる!という目標も現実に基づいていますか?数字の高すぎる目標も挫折に繋がります。
脂肪の増減に関係なく、体重は変動するもの。
1ヵ月の目標は体重×1〜3%減とし、結果は長期目線で考えてみましょう。
そうすると、無理がないので、ダイエットを続けやすくなり、結果モチベーションも保ちやすくなると思いますよ。
2、習慣は1つに絞る

※ベルラスダイエット3ヶ月集中サポート講座は、このステップどおりに進んでいくので、ほとんどの方が3ヶ月やりきることができる環境になっています^^
この習慣獲得のステップが分かっていると、なりたい理想の自分をどんどん叶えていけるようになりますよ^^
豊かな人生を送りたいと望むのであれば、いかに『より良い』習慣を1つずつ形成していけるかですから。
なので、もしあなたが、今、痩せるための、あれもこれもといっぱいいっぱいになっているのであれば、ノートを取り出して、やるべきことを整理、優先順位を決めて取り組んでいきましょう♪
運動やお酒、タバコを控えていくことは食事習慣が整ってから未来に託すことも1つ。
というのも、あれこあれ一気に始めないのも、習慣づくりに成功するためのポイントになってくるからです。
まずは、一点集中!ダイエットに対して、きちんと目標を設定し(例えば、今週は3食でタンパク質をとる!など。)その他の望みは次のステップにするということ。
やはり何事も、目標達成、成功する秘訣は、シングルタスクに限ります。
3、痩せるための運動ならやめてしまおう!

【 運動で体脂肪が燃えにくい理由1、カロリーが消費されにくい 】
実は、運動で消費できるカロリーって、かなり少ないんです。
データによると、1キロ痩せるためには、7200kcalの消費が必要だと言われているんです。
早歩きのウォーキングで有酸素運動をするとなると、例えば、体重50キロの人が消費できるカロリーは→1時間で約260kcalと言われています。
つまり、毎日1時間の早歩きウォーキングを行ったとしても→1ヶ月で1キロ減る程度なんです。
過去の私も、少しでも体重を減らしたい一心で、厚着して汗だくになりながらウォーキングに励んでいました。
しかし、努力のわりに思ったように体脂肪率が減らなくて、速攻でウォーキングでのダイエットに挫折してしまったんですよね…

また、筋肉をつけることで代謝が上がると言われていますが、筋肉が1キロ増量して増える基礎代謝量は20~50kcal程度と言われています。
さらに、女性は男性より筋肉がつきにくく、同じ運動量でも男性に比べると1/20程度しか筋肉はつかないと言われているんですよね。
つまり、1キロ痩せるためには相当な運動量が必要になるということが分かりますよね(汗)
【運動で体脂肪が燃えにくい理由2、いつもより食欲が増える】

あなたは、運動を頑張った後、自分へのご褒美として、甘いものを食べたくなったことはありませんか?
私も、運動を頑張った反動で、ご飯やお菓子をたくさん食べてしまうことがしょっちゅうありました。
でもこれって、私やあなたの意思が弱いのではなく、体のメカニズムとしては当たり前のことなんです。
なぜなら、運動をすると→栄養が消費されるので→体は栄養を求め→食欲をアップさせてしまうから。
つまり、その栄養を補える食事法が分かっていないと、運動しても逆効果になってしまうことが考えられますよね(涙)
ちなみに、痩せられない方のお食事は栄養バランスが悪く、体がすでに栄養不足になってしまっている場合が多いと言われています。

そのため、運動を頑張れば頑張るほど、どんどん栄養不足になってしまうということも考えられますよね。。
加えて、栄養が不足している状態では、人は本能的に糖質を求めてしまう性質があります。
なぜなら、エネルギー源である糖質・脂質・たんぱく質という3大栄養素のうち、「糖質」を1番最初にエネルギー源として使うから。
こういった理由から、運動した後の栄養不足状態になっている時は、甘いものや炭水化物への欲求が高まりやすいんです。
また、女性には毎月「生理」がありますよね?
そのため、鉄分などのミネラルが不足しやすいので、男性よりも栄養不足になりやすいと言われています。
【運動で体脂肪が燃えにくい理由3、継続が難しい】
運動することで引き締まったキレイな身体を作ることができますし、健康のためにも、運動はもちろん大事ですよね。
しかし、冒頭でも話したように、家事・育児・仕事などで毎日忙しい女性が、運動の時間を確保するのってかなり難しいことだったりしませんか?
また、元々運動が苦手な人にとっては、運動を継続して、脂肪燃焼をすることは、本当に至難の業だと思うんです。。
過去の私も、『ダイエットしよう!』となると、いつも意気込んで、食事をスルーして、運動を始めるんですが、だいたい3日坊主でしたね(汗)
「こうなったらジムに入って強制的に運動するぞ!」と思うんですが、結局幽霊会員になっちゃうんですよね(涙)
このように継続が難しい運動では、効率的に脂肪を燃やすことはできないかもしれません。
子育てしながら、仕事しながら、長い年月、続けられますか? あなたの心も体も苦しめるだけだと、私は思います。

『痩せるための運動』ならばやめてしまって大丈夫です。
その分、お食事に気をつけた方が、はるかに楽して短期間のダイエットが望めます。
しかし、心地よい運動はストレス発散、気晴らしにはもってこいです。
子どもと散歩する、好きな歌手のダンスを真似する、ストレス発散目的でスポーツをする、将来の健康のために階段を積極的に使う、などは大賛成。
太らない食生活を身につけ、ある程度、除脂肪できたあと、ボディメイクのための筋力トレーニングも大賛成。
運動は『痩せるため』ではなく『あなたの心と体を軽やかにするため』『人生を楽しむため『さらに健康的に美しくなるため』に行ってくださいね。
