看護師保健師・ダイエット講師の松田リエです。

 

古来より「髪は女の命」と言われるように、女性にとって髪は大切なものと考えている方も多いと思います。

 

今回の記事では、そんな「髪の老化や悩み」と「食習慣」の関係についてお伝えしていきたいと思います。

 

みなさんは、

・最近髪が薄くなってきた気がする...

・白髪も増えてきた...

・髪も体型も気になることばかり!!

なんて思ったことはありませんか?

 

髪の生え際を鏡で見る女性

 

このように、ダイエット同様、髪で悩んでいる人って結構多いと思います。

 

過去の私も、体型に加えて髪も本当にコンプレックスでした。

 

というのも、こう見えて私はかなりの天パで・剛毛で・乾燥もひどく、もう自分では手がつけられないほど厄介な髪質だったんですよね(涙)

 

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しかし!お食事を整えることで扱いやすい髪質に変わってきました。

 

剛毛なのは変わらずですが(笑)クセや乾燥はかなりマシになったんじゃないかな?と思います。

 

私が主宰するダイエットの受講生様も、お食事を整えることでダイエットだけでなく、髪質の改善を感じられる方は本当に多いんですよ!

 

受講生ビフォーアフター

 

髪も栄養からできていますからね!

 

そこで!元看護師保健師・現在ダイエット講師かつ、髪質改善まで果たした私が、栄養学と体のメカニズムの観点から、今回は『髪の老化とダイエット』に着目したお話をしていきたいと思います。

 

髪を乾かさないで寝ると太る?

 

よく「髪の毛を乾かさないで寝るとダメ」と聞きますが、実は!これって太る原因にもなるとも言われているんですよ!

 

その理由を今から2つお伝えしていきます。

 

髪を乾かさないで寝るとむくむ?

 

「つい面倒で髪を乾かさずに寝てしまった…。」そんな経験がある方も多いと思います。

 

濡れた髪の女性の後ろ姿

 

しかし、髪が濡れたまま寝てしまうと、頭皮にむくみやたるみが出てしまうんです!

 

というのも、頭皮は顔全体の皮膚も支えているので、頭皮がたるむことによって頭皮とつながっている顔までむくんだりたるんでしまう原因になるんですね。

 

さらに、頭皮は顔だけでなく体全体の皮膚とつながっている、と言っても過言ではありません。

 

そのため、頭皮のたるみは体全体のたるみにつながってしまう可能性があるんです!

 

お腹の肉をつまむ女性

 

むくみやたるみは太って見える原因となるので、「髪を乾かさないで寝ると太る」と言われているんですね。

 

髪を乾かさないで寝ると冷える?

 

子供の頃、よくお風呂上りやプールの後に髪が濡れたままでいると、「風邪を引くよ!」と注意された経験はありませんか?

 

汗をかいた時のことを想像していただくとわかりやすいと思いますが、気化熱と言って、液体が気体になる時に周囲の熱を奪う性質があります。

 

つまり、汗をかいて乾いていく時に体を冷やすように、髪が自然乾燥していくプロセスで、それと同じ現象が頭皮でも起こっているということです。

 

頭皮が冷えると血行不良になり、新陳代謝も悪くなってしまいます。

 

その結果、太りやすくなってしまう…ということなんです。

 

脇腹の肉をつまむ女性

 

髪の毛を乾かさないで寝ると頭皮や髪に与える悪影響

 

毎日髪の毛を乾かさないで寝ていると、たるみや血行不良につながるだけでなく、頭皮や髪にも様々なデメリットがあります。

 

頭皮の匂い

 

洗濯物が生乾きだと、独特の嫌なニオイがしますよね。

 

あれは菌の仕業なのですが、頭皮にも同じことが起こります。

 

というのも、髪の毛が濡れた状態だと雑菌の繁殖スピードが速くなり、頭皮が匂う原因になってしまうんですね。

 

頭を抱える女性

 

さらに、水分と油分のバランスを取るために、いつもより皮脂がたくさん分泌されてしまうことも、頭皮の匂いの原因となってしまいます。

 

しかも、髪の毛は密集しているため、匂いがこもりやすくなってしまいます。

 

そのため、ヘアフレグランスなどで上から香りをつける前に、まずはしっかり髪を乾かせているかを見直しましょう。

 

頭皮のかゆみ

 

頭皮には常在菌がいて、湿っていると増殖していきます。

 

また、カビも湿ったジメジメした場所が好きですよね?

 

頭皮も湿っている状態が続くと、雑菌やカビが増殖する時間も増えてしまい、頭皮のかゆみやフケの原因になってしまうのです。

 

寝ぐせ

 

朝起きて寝ぐせがついていると、テンションが下がってしまいますよね…。

 

この寝ぐせの原因も、髪を乾かさないで寝ることなんです。

 

眠る女性

 

というのも、髪が濡れると髪の形を作っている水素結合が切れますが、髪が乾いていくうちに再び水素結合が起こって髪の形が決まっていきます。

 

そのため、一番の寝ぐせ予防は、寝る前にきちんと髪を乾かすこと!

 

特に前髪はすぐに乾いてしまうので、まず最初に乾かして整えましょう。

 

髪の痛み

 

髪の毛を濡れたままにしておくと、キューティクルが開きっぱなしになり髪の毛が傷んでしまいます。

 

しかも、髪が濡れていると、ブラシや寝具などの摩擦による毛根への刺激やダメージも大きく、髪の毛がたくさん抜けてしまいます。

 

また、先程もお伝えしたように、頭皮が冷えると血行が悪くなって栄養が行き届かなくなり、薄毛やはげる原因にもなってしまうのです。

 

枕カバーの劣化

 

髪が濡れたまま寝ると、枕や枕カバーにも雑菌が繫殖してしまいます。

 

眠る女性

 

髪の毛をしっかり乾かして、枕カバーもマメに洗濯して清潔に保ってくださいね。

 

このように、髪の毛を乾かさずに寝るとニオイ・かゆみ・寝ぐせや抜け毛など多くの悪影響があります。

 

一度痛んだ髪の毛を戻すのは大変ですから、毎日お風呂上がりにしっかり乾かして、むくみや冷えを防いで健康な髪をキープしていきましょうね!

 

髪を早く乾かす方法はある?

 

とはいえ、「毎日忙しくて髪をしっかり乾かすのは大変!」と感じている人も多いと思います。

 

ドライヤーで髪を乾かす女性

 

そこで、今から髪を早く乾かす対処法をご紹介しますね。

 

ドライヤーする場所を意識する

 

そもそもですが、みなさんはお風呂場の横の洗面所や脱衣所でドライヤーをしていませんか?

 

お風呂場の近くは湿気も多く乾かすのに時間がかかってしまいますので、まずは湿気の少ないところで乾かしましょう。

 

ドライヤーで髪を乾かす女性

 

タオルドライをする

 

早く乾かすためには、ドライヤーの前にタオルドライでできるだけ水分を多く吸収することがポイントです。

 

ただし、ゴシゴシとこすってしまうと、摩擦で髪のキューティクルにダメージを与えてしまうので、頭皮は揉むように拭き、タオルで髪の毛を挟んでパンパンと根元から毛先の流れにそって水分をとっていきましょう。

 

こうすることで、ドライヤーをあてる時間を短くでき、熱による痛みも軽減できます。

 

トリートメントを使う

 

もともとの髪質の場合もありますが、パーマやカラーリング、紫外線などによるダメージによって、水分を吸収しやすい「吸水毛」になっている方もいます。

 

そのような方は、タオルドライの後にトリートメントをつけることで、ドライヤーによる摩擦や熱のダメージから髪を守りつつ、髪も乾きやすくなったりします。

 

ロングヘアを風になびかせる女性

 

また、速乾スプレーなどを利用してみるのも良いかもしれません。

 

タオルの上からドライヤーを当てる

 

頭にタオルをかぶって、その上からドライヤーを当てるのも髪を早く乾かすコツです。

 

タオルで水分をとりながらそのタオルにドライヤーをあてると、水分が蒸発しやすくなりますし、熱が直接あたらないので熱による傷みを軽減させるメリットもあります。

 

ただし、タオルが厚すぎるとドライヤーの風が届かなくなってしまうので注意してください。

 

太るだけでなく髪が老ける危険な習慣

 

続いては、髪が老ける原因と、食習慣による対処法をご紹介していきます。

 

女性ホルモンの低下

 

女性ホルモンの分泌の低下は、髪が老ける大きな原因の1つです。

 

女性の後頭部

 

なぜなら、女性ホルモンには、髪の成長を促す作用があるからです。

 

そのため、女性ホルモンが低下する40代以降は、白髪・抜け毛・うねりなどを感じやすくなるんですね。

 

 

 

また、女性ホルモンの低下は、代謝の低下や脂肪が蓄積しやすくなったりするので、ダイエットにおいても悪影響。

 

そこでオススメな内側からのケアは、大豆製品をとること!

 

というのも、大豆に含まれる『イソフラボン』という成分が、女性ホルモンに似た働きをしてくれるからです。

 

ざるに入った大豆

 

また、このイソフラボンの働きを高めるためには、腸内環境を良好に保つことも、実は重要なポイント!

 

そのため、発酵食品や食物繊維などの摂取もオススメですよ!

 

タンパク質や脂質の不足

 

タンパク質は筋肉だけでなく、髪の材料にもなります。

 

ロングヘアの女性

 

つまり、タンパク質には筋肉の増強だけでなく美髪効果もあるというわけです。

 

実際、私もタンパク質をしっかりとるようになってから、髪質の変化を感じるようになりました。

 

また、髪のためには、やっぱり内側からもオイルで潤いを与えることが大切!

 

しかし、油ならなんでも良いというわけではなく、質の良いアマニ油・エゴマ油・魚の脂などの『オメガ3オイル』や、『オリーブオイル』などがオススメ!

 

オリーブオイル

 

反対に質の悪い油、例えば『酸化した油』・植物油脂などに含まれる『トランス脂肪酸』などは、老化の原因となるので、極力避けることが大切ですよ!

 

ストレス・喫煙

 

ストレスや喫煙って、老化だけでなく病気の原因になるほど、恐ろしいものですよね。

 

タバコを持つ女性の手元

 

喫煙はもう禁煙していただくしか他ないのですが、意外と受動喫煙してしまっている方も多いので、周りに喫煙者の方がいる方は注意しましょう。

 

また、ストレスも全て無くすことは不可能なので、ストレスと上手に付き合っていけるように、自分なりのストレス解消法を色々ピックアップしておくことがオススメ。

 

ちなみに私の場合は、ノートに思っていることを書く・ハーブティーを飲む・ゆっくりお風呂に入るということが、ストレス解消法ですかね!

 

色々なストレス解消法を用意しておくことは、ストレス食べ回避のためにも重要なポイントですよ!

 

乾燥・水分のとりすぎ

 

乾燥が髪に良くないというのはみなさんすでにイメージがあるかと思うのですが、水分のとりすぎというのは意外ですよね?

 

ペットボトルからコップに注がれる水

 

というのも、水分のとりすぎは消化液を薄めてしまうリスクがあるため、せっかくとった栄養の吸収を邪魔してしまうリスクがあるんです。

 

これは悔しいですよね。

 

そのため、飲み過ぎには注意し、体重(kg)×30mlを目安に・一気飲みではなくちょこちょこ飲みを意識してみて下さい。

 

よくある質問

 

白髪を予防する食材はある?

 

先ほどお伝えした食材の他には、亜鉛が豊富な牡蠣・カルシウムが豊富な小魚やチーズ・チロシンが豊富なナッツや大豆製品、銅が豊富な干しエビやレバー、ヨウ素が豊富な海藻などもおすすめです。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

内側からも栄養を与えながら寝る前にはしっかり髪を乾かして、顔の印象を左右する髪を健康に美しく保っていきましょうね!

 

ロングヘア

 

このように、ダイエットや健康のためだけでなく、美しい髪を作っていくためにも、『食事のバランス』を意識することが大事です!

 

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