松田リエです。
さて、1年に1回は健康診断で、血液検査を受けることで自分の栄養状態はまるわかり!というお話を以前させていただきました。
(参考記事:年1回の”アレ”を見ることが、ダイエットの近道!)
そして、その中でも、ダイエットに直結する栄養素、血液データからわかる鉄分とたんぱく質の不足についてお伝えしました。
血液データについて、これまで、しっかりと見たことがなかった人は、ぜひこの機会に確認してくださいね。
あなたの栄養状態がよくわかります^^
今日は、引き続き “血液データで見る栄養状態”「ビタミン類」「脂質・ミネラル」についてお伝えしますね。
お手元に血液検査の結果がない方は、ぜひ、メモを取りながら今日のブログを読んで、次回検査の時にあなたの血液データと照らし合わせてくださいませ。
専門用語・数字アレルギーの方も?!
今日は、大事な部分をお伝えするので、最後まで、ついてきてくださいね・・♡
◎ビタミン類
【GOT】:23(19以下はビタミンB群不足)
【GPT】:21(19以下はビタミンB群不足)
⇒ GOTもGPTも、20以上で同じくらいの値を目指してみてください。
GOT/GPTってなに??と思われ方のために少し解説しますね^^
GOT/GPTとは、肝臓をはじめ、さまざまな組織の細胞に含まれている酵素の一種です。
そして、肝臓は最大の代謝器官です^^
基礎代謝の約30%を担っているので、肝臓親分が元気かどうかは、痩せやすい状態かどうかにつながっていくということです^^
(肝臓は代謝界のボスだと思っているので、勝手ながら、親分と呼ばせていただきます笑!)
そして、我らの肝臓親分が食べ過ぎ、飲み過ぎなどの私たちの不祥事で?!ダメージを受けると、血液中にGOT/GPTが過剰に増えるため、肝臓病の有無や肝機能を調べる指標として使われていますが、
体内のビタミンB群の指標としても、有効活用できるのでチェックしてみてくださいね!
ビタミンB群を食事から摂って、うまく体に吸収されていなければ、糖や脂質をエネルギーに変換する力が不足して、脂肪として蓄積される可能性があるので、要注意!!・・でしたね^^
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【MCV(平均赤血球容積)】:90~93
⇒ 100以上はビタミンB9(葉酸)ビタミンB12欠乏の疑いがあります。
【LDH(乳酸脱水素酵素)】
⇒ 140未満でナイアシン不足
◎脂質・ミネラル
【TC(総コレステロール)】:180~240
⇒ 200以上を目指しましょう。
【LDL(悪玉コレステロール)】:70~139
【HDL(善玉コレステロール)】:40~119
⇒ 食物繊維が多いものを食べたり、青魚、大豆製品、オリーブオイル等を取り入れたりすると増やせます。歩くのも効果的です。
【LH比(LDL÷HDL)】:2.0以下
⇒ LDL の値よりLH比が重要!
⇒ 2.0以上は動脈硬化が進行しやすい。1.5以下が目標です。
⇒ LDLが高い場合はHDLを増やして、バランス改善が重要です^^
【ALP(アルカリホスフォターゼ)】
⇒ 140未満で亜鉛・マグネシウム不足
いずれの理想値も絶対数値ではないので、採血結果と合わせて参考にしてくださいませ。
専門的な用語やデータについての説明が続いてしまいましたが、数字が苦手な方にとっては、う”ぅぅ〜・・・という感じだったかもしれません^^;
なるべくわかりやすいようにお伝えしようとは心がけているのですが、頭から湯気が出る内容となってしまいました・・汗
でもです、元看護師・保健師としてどうしても伝えたかったこと・・
それは、事実にもとづいて客観的に体の状態を把握しておくことが、健康、そして美につながりますー!ということです。
ぜひ、1年に1回は健康診断を受けて、血液検査のデータをチェックしてください^^
もちろん!
血液データに問題がなかったとしても油断することなく、栄養を意識した食事を積み重ねて、あなたの体と心とこれからの未来につなげていきましょう^^
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