一般的に「良質な油」というと、オリーブオイルをイメージされる方が多いかと思います。

ですが、最近テレビやCMなどでちょこちょこ耳にするようになった「オメガ３脂肪酸」も優秀な脂質なんですよ！

まず、脂肪酸には２つ種類があります。

１つは飽和脂肪酸というもので、常温で固体になるタイプで動物性のものに多い脂です。

もう1つが不飽和脂肪酸というもので、オメガ３脂肪酸は不飽和脂肪酸に分類されます。

このオメガ３脂肪酸は必須脂肪酸に含まれ、体内で作ることができないため食べ物から摂取する必要があるとされています。

オメガ３脂肪酸にはαリノレン酸・EPA・DHAという３種類があります。

αリノレン酸はエゴマ油・亜麻仁油・チアシードなどに含まれています。

EPAやDHAはサバやいわしなど青魚に多く含まれていることで有名になって、一時期スーパーからサバ缶がなくなりましたよね（笑）

それでは、オメガ３脂肪酸にはどういった効果があるのか、一緒にチェックしていきましょう！

健康に良いとされる効果がいくつかあるのですが、代表的なものを紹介しますね！

１：ダイエット効果

青魚に含まれているEPAやDHAには脂質代謝改善作用があります。

その作用に血液中や肝臓の中性脂肪を減らす働きがあると言われていて、ダイエット効果が期待できるんです！

中性脂肪は過剰に増えてしまうと、内臓脂肪や皮下脂肪として全身に蓄えられ太る原因となってしまいます。

ですが、EPAとDHAの働きで、この中性脂肪を代謝してくれるんです！

２：血液をサラサラにしてくれる

オメガ３脂肪酸には、血液中の悪玉コレステロール値を減らし、善玉コレステロール値を増やしてくれる働きがあります。

それにより血液中の脂質異常を正常にし、ドロドロの血液をサラサラにしてくれるんです。

３：記憶力の向上

「魚を食べると頭が良くなる」と一度は聞いたことがありませんか？

ある曲の歌詞にも同じようなフレーズがありましたよね（笑）

実は、これはオメガ3脂肪酸に脳細胞の修復作用があることに関係しているんです。

脳細胞が修復されると記憶力がアップしたり認知症の予防にもなると言われているそうです。

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いかがでしたでしょうか？

先ほどもお伝えしましたが、オメガ３脂肪酸はえごま油、亜麻仁油、チアシードなどの植物性の油・EPAやDHAは特にサンマ、アジ、イワシ、サバなどの青魚に多く含まれています。

また、クルミにもオメガ３脂肪酸が多く含まれています。

オメガ３脂肪酸は熱に弱いので、エゴマ油や亜麻仁油などは生で摂るのが１番効果的！

油は決してダイエットの敵ではありません。

オメガ３脂肪酸は必須脂肪酸なので、むしろ積極的に体に取り入れていきたい油なんです。

私も毎日、亜麻仁油をサラダにかけたりしてとっていますよ★

缶詰など身近な食材に含まれているので、是非毎日の食事に取り入れてみてくださいね♪